クロスメディア戦略 第5回:Youtube編
前回は、他人が作った動画を利用してそれを成果に結びつけるための考え方でした。
直球勝負じゃなくて、
変化球で攻めるってヤツね。
今回は、Youtubeの動画コンテンツ作成に
スポットを当てて考えてみましょうか。
でね、何度も言いますが、
Youtubeを利用する人のことを
いつも考えて調べるようにすること。
利用者の視点が解らなければ、
いくら動画を作っても気づいてすら貰えません。
動画をアップしても、その動画の存在が
誰にもわからないんじゃモッタイナイよね。。
例えばさ、
私のようなオヤジ連中は、動画投稿って
編集するのが普通だと思ってます。
でも若い人達は、画像をアップするのと
感覚的には同じなんですよね。
ということで、動画作成と言っても
編集なしでそのままアップしてOKなんです。
成約に結びつく動画作成の6つのポイント
まず、Youtubeにアップ する動画は、スマホなどで撮影したモノを、
そのまま投稿でも再生回数に影響しません。
成約への誘導も、ほぼ関係ないですね。
ただ撮りっぱなしの動画でも、
ちょっとした工夫で誘導率がアップします。
でね、私と年齢が近い方って、
銀塩写真の世代なので凝る方が多いんですね。
構図だとかライティングだとか露出だとか・・・
そんなこと気にせずに
銀塩写真でも「写ルンです」で、
パシャパシャ写真を撮るような感覚。
今のデジカメ世代が、まさにそれなんです。
その延長線上に動画があります。
なので見る側も同じような感覚でいます。
1.感動を共有するための動画
でね、この動画を撮ってアップする理由は、『金儲け』の為じゃなくて『情報発信』です。
もっというと、『感動の共有』にあります。
「あっ、ナニコレ??
オモシロイから皆に教えて上げよう♪」
『オモシロイ』だとか『カワイイ』等の感動系。
この動画を見た人の反応を楽しみたいって気持ちですね。
その他、『〇〇体験』などの情報共有系、
『ノウハウ・テクニック』などの学習系。
これらの場合は、
動画視聴者の目的がハッキリしているので
サイトに誘導しやすく成約しやすいモノです。
再生回数で言えば、感動系が上げやすく、
学習系が最も低くなります。
2.動画視聴者が、動画の価値を決める
良くある勘違いがこれなんですね。自分にとっては、とても価値がある動画だとしても、
第三者にとってそれが、価値のある動画かどうかは別。
「ウチのネコちゃんが一番カワイイ♪」
まぁ、気持ちはわかりますよ。
ペットならそれも許せるんですけどね。
でも自己満足、自慢したいだけの動画は、
誰も進んでみたいとは思いません。
例えばこの動画↓↓↓
私はこの方のチャンネル登録をしています。
スゴイとは思う人は多いと思いますが、
誰もが行動を起こすワケじゃないですよね?
私は毎回、動画がアップされるとツイートします。
この動画があなたに刺さるかどうかは、
あなたの価値観によって全然違うってコト。
3.ワンポイント動画にする
1つの動画に多くを盛り込んではいけません。例えば、ある商品を使ってみて、
とても気に入ってしまったとしますよね。
こうした時、いくつも好きなポイントがあり、
1つの動画内で全てを伝えようとしてしまいます。
そうすると、動画の再生時間が長くなり、
敬遠される要因にもなってしまいます。
肝心なポイントは、良さが伝わらないってコト。
ポイントを一つに絞ることで、
それが明確に相手に伝わります。
それで再生時間が20秒でもOKなんですよ。
10分の動画を1本作るよりも、
20秒の動画が10本あったほうが、
『見る』人にとっては都合が良いのです。
20秒だったら、他の動画も見ようと思いますが、
10分前後だと気にはなっても後回しにしますよ。
4.見る人への心遣い
基本的に撮りっぱなしの動画で問題ないですが、それでも撮影者にしか状況がわからないのでは、
あなたの動画を再度見たいとは思わないです。
Youtubeに動画をアップしてから、
テロップなどを簡単に入れられます。
それか、動画説明文の欄を利用して、
注釈を加えても良いと思いますよ。
素人っぽさを演出するのに、
わざとそのままアップして、
動画説明欄で注釈を加える。
これも、有りですよね?
5.何を伝えたいのか明確にする
「ワンポイント動画」での説明と被りますが、ここでは、撮影時のポイントになります。
何を伝えたいのかを考えて、
目的をハッキリさせて撮影する。
でね、このように書くと、
最初から最後までドアップで撮る人がいます(^_^;
これだと、何が何だか解らないんです。。
まず全体を見せてから、ズームしていく。
撮りっぱなしの動画でも、
これだけで全然違った印象になりますよ。
6.見たくなるキャプチャ画像
Youtube内で動画検索をすると、タイトル名と説明文、キャプチャ画像が表示されます。
真っ先に目に留まるのは画像ですよね?
なので、注目される画像にしましょう。
例えば、カワイイ子猫の動画を探しているなら、
実際に検索して、私が見たいと思ったモノです。
自分でもチェックして、感じ取ってくださいね!
7.動画タイトル・説明文・タグ
人に見て貰える動画のポイントは、1~6で挙げたことになります。
最後のポイントは、動画の存在を知って貰うこと。
今回は、ポイントのカンタンな説明だけにとどめます。
詳しい説明は次回以降で、しっかりやりますからね♪
動画のタイトル名は、
検索されるキーワードを含んでいることと、
タイトル名を読み、動画を見たいと思わせる。
検索されないキーワードでタイトルを作っても、
誰にも気がついて貰えませんからね。
同様に、タグにしっかりキーワードを入れること。
それと、説明文も見て貰うために重要なんです。
ちょっと長くなりましたが、
次回からはそれぞれ突っ込んだ説明に入ります。
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それではまた♪
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